Lesson

ホワイトバランスのちょっとしたコツ2

前回、ホワイトバランスを電球に合わせたのと、太陽光に合わせて撮ったものの比較を見てもらいました。それを詳しく説明します。

ろうそくのあかりです。
左の写真はホワイトバランスを太陽光で、右の写真は電球で撮りました。
140704_02.jpg 140704_01.jpg
ろうそく自体は光源なのでちょっと無視して、ろうそくのまわりのガラスを見て下さい。

左の写真はガラスが赤く写っています。
右の写真はガラスが白く写っています。

ガラスはろうそくで照らされているので赤っぽく見えるのですが、実際の色は白っぽい透明です。その場の雰囲気に近いのは左。ガラスが実物に近いのは右。

この状況を色温度で考えてみます。
この時のガラスの色温度は2000K~3000Kくらいです。

色温度はガラスそのものの色のことではなく、ガラスを照らしている照明の色のことです。
照明によって色が変わって見えるということですね。
「この時」の照明はろうそく。
ろうそくのオレンジの光に照らされているので、ガラスもオレンジに見えるんですね。

ホワイトバランスを「太陽光(5200K)」「電球(3000K)」の2パターンで考えてみます。

ホワイトバランスを太陽光に合わせた時は、基準が5200Kになります。
これは5200Kの照明に照らされた白い物は白く写るということです。

5200K以下の照明(電球やろうそくなど)に照らされた物は赤くなって写ります。
5200K以上の照明(曇りの日や日蔭など)に照らされた物は青くなって写ります。

図で表すとこんな感じです。
色温度4.png

ホワイトバランスを電球に合わせた時は、基準が3000Kになります。
太陽光は基準が5200Kでしたが、電球は基準が3000Kになるので、3000Kの照明に照らされた白い物が白く写るということです。

3000K以下の照明(ろうそくなど)に照らされた物は赤くなって写ります。
3000K以上の照明(太陽光など)に照らされた物は青くなって写ります。

図で表すとこんな感じです。
色温度5.png

ちなみにこの写真を日蔭(8000K)に合わせるとこんな感じです。
140704_03.png

色温度6.png

ホワイトバランスを日蔭に合わせた時は、基準が8000Kになります。
これは8000Kの照明に照らされた白い物は白く写るということです。

8000K以下の照明(太陽光など)に照らされた物は赤くなって写ります。
8000K以上の照明(晴天の空など)に照らされた物は青くなって写ります。

まとめ
色温度(赤~白~青)というものはというのは、絶対的なもので、常に同じ、変わりません。
変わるのカメラの設定です。
基準をどこに置くかで画面全体の色が変わってくるのです。
基準を置く色温度が白く、基準より高い色温度が青く、基準より低い色温度が赤くなります。

 

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