Lesson

わかりやすい露出の話3 シャッタースピード

前回は絞りの話でした。
今回はシャッタースピードの話です。

シャッターという言葉はわりとおなじみかと思います。
写真を撮ることをシャッターを切ると言ったりしますね。

また「シャッター」と言えば、閉店したお店や家の窓にガラガラと閉める「シャッター」がありますよね。

どちらも閉じるという意味の「shut」から来ています。

カメラのシャッターも、ガラガラ閉めるシャッターと同じで閉めるのです。
何を閉めるかというと、センサーへの光の通り道を閉めて、当たっている光をシャットアウトするのです。

下の写真はフィルムカメラのシャッターです。
フィルムカメラは裏ぶたをあけてシャッターを見ることができますけど、デジカメでは裏ぶたなんてないので、シャッターを見ることはなくなりましたね。

上は普段の状態でシャッターが閉じています。
下はシャッターを切った状態でフィルム(センサー)に光を当てるために開いています。
白いのは向こうの壁です。

シャッター閉.png

シャッター開.png

このシャッターをどれだけ開けておくかが「シャッタースピード」です。

スポーツやF1のように速く動いている物を撮るときは速いシャッタースピードで、ゆっくり動いている物や止まっている物は遅いシャッタースピードで撮ります。
ほどんどの撮影が1秒以下ですね。
天体撮影では数時間かけて撮るものもあります。

カメラによって違いますが、だいたいこのようなシャッタースピードです。
単位は秒で、1秒の8000分の1とか60分の1ということです。

[1] [1/2] [1/4] [1/8] [1/15] [1/30] [1/60] [1/125] [1/250] [1/500] [1/1000] [1/2000] [1/4000] [1/8000] [B(バルブ)]

この間もあるのですがわかりづらいので無視します。
バルブはシャッターボタンを押している間はずっと開いたままというものです。

シャッターダイヤル.png
X-Pro1のシャッターダイヤルです。

[1/60]以下で手振れが発生すると言われていますが、レンズの種類やカメラの重さ、構え方などで、もっと早くても発生することがあります。

大昔のカメラは長時間光を当てないといけないので、シャッターはレンズにキャップをかぶせるだけだったのですが、フィルム(乾板、湿版)の性能がよくなる(感度が上がる)につれて、速いシャッタースピードが切れるようになって、現代のような高性能なシャッターが作られるようになりました。
http://itohkei.sblo.jp/article/83082725.html

シャッタースピードによる写真の写りの違いはまた今度、表現のところで書きます。

 

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