Lesson

わかりやすい露出の話4 絞りとシャッタースピードの関係

前回はシャッタースピードの話でした。
今回は絞りとシャッタースピードの関係です。

写真はセンサーに光を当てることで写ります。
どのくらいの量の光を当てればいいのかはケースバイケース、その時々によって違います。
というのは写真を撮ろうとする場所によって、明るさがまったく違うからです。

人間の目は非常に優秀で、明るいところでは暗めに、暗いところでは明るめに見えるようにして、自動的に調節されているのです。
明るいところから暗いところに行くと、最初は何にも見えないのが、だんだんと目が慣れてきて見えるようになりますよね。
瞳孔が開くから見えるようになるのですが、この瞳孔が開いたり閉じたりするのは、絞りが開いたり閉じたりするのと一緒です。

オートで撮ると自動的にその場所の明るさを計算して、ちょうどいいように撮ってくれます。
カメラも進化して人間の目に近づいてきましたね。

ですが、マニュアルで撮るときは自分で調節しないといけません。
じゃあどうやって調節するかというと絞りとシャッタースピードです。

絞りで光の量を、シャッタースピードで光を当てる時間を調整します。
ちょうどいい光の量を「適正露出」と言います。

適正露出.png

考え方としては、水道の蛇口に例えることができます。

蛇口をひねってバケツに水をためるとします。
蛇口をひねって水の量を調節しますよね。
開ければ水がいっぱい出るし、閉めればチョロチョロ。
バケツがいっぱいになる時間は、蛇口の開け方で違ってきますよね。
いっぱい開ければ速く水がたまるし、チョロチョロだと時間がかかります。

この蛇口が「絞り」、水がたまる時間が「シャッタースピード」
バケツがいっぱいになれば「適正露出」です。

水をそのまま光に置き換えてみます。
適正露出(水をいっぱい)にするには
絞り(蛇口)を開けて光の量が多いとシャッタースピード(時間)は短くなります。
絞り(蛇口)を閉じて光の量が少いとシャッタースピード(時間)は長くなります。

露出の考え方.png

逆も言えますね。
シャッタースピード(時間)を速くしようとすると、絞り(蛇口)は開ける。
シャッタースピード(時間)を遅くしようとすると、絞り(蛇口)は閉める。

これが絞りとシャッタースピードの関係です。

 

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