センサーはCCDとCMOS
前回はセンサーについて書きました。
今回はセンサーの種類です。
カメラのカタログを見ると「CCD(シーシーディー)」や「CMOS(シーモス)」と書いています。
なんじゃこりゃ?
センサーです。
それはわかる。何が違うの?
名前!
・・・。
すいません
一般的にデジカメに使われているセンサーには、CCDとCMOSの二種類あります。
素子が受けた光を電気信号に変えるプロセスが違うのですが、難しいことは無視します。
デジカメが一般的に出始めたころは、CCDの方がCMOSよりノイズが少ないなど、画質が良かったです。
しかし値段が高く、電池の持ちは悪く、回路が複雑で小型化できませんでした。
なので画質のいいデジカメはCCD、ケータイカメラはCMOSという感じでした。
しかし、それはもう昔の話。
今ではほとんどのデジタル一眼レフはCMOSが使われています。
CCDは現行の機種だとコンパクトカメラにしか使われていないんじゃないかな。
ペンタックス645Dという大きいサイズのカメラには使われていますね。
今や主流になったCMOSですが、メーカーによっていろいろあります。
メジャーなのがソニー製やキャノン製。
他にも富士フィルムのX-Trans CMOSセンサーとか、フォビオンの三層CMOSフルカラーセンサーなどがあります。
それぞれ特徴がありますので一概にどれがいいとは言えません。
好みの問題ですね。
さて前回のイラストに描いたベイヤー配列ですが、赤、緑、青が規則的に並んでいるセンサーのことをベイヤー配列といいます。
この並びは光を受けて、画像にするのに必要なのです。
赤、緑、青は光の三原則なのですが、難しいことは無視します。
ベイヤー配列というのも知らなくても、まったく問題ありません。
知らなくても写真は撮れます(^^♪
豆知識です。
ベイヤー配列が一般的でほとんどのセンサーがそれです。
ベイヤー配列じゃないのは、上に書いた富士フィルムのX-Trans CMOSセンサーと、フォビオンの三層CMOSフルカラーセンサーで、それぞれ独特な形状をしています。
この二つはあえてベイヤー配列にしていない訳なので、他のセンサーにはないメリットがあります。
詳しくはメーカーホームページを見てください。
個人的には富士フィルムのX-Trans CMOSセンサーが好き。
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